機能に関して
IPv6ですがUTMの機能等はIPv4と同等の機能が使えますか?
FortiGateのIPv6ですが、IPv4と同じように利用することが可能です。
https://docs.fortinet.com/document/fortigate/6.0.0/handbook/627352/ipv6
ファイアウォールや、ルーティング、UTM機能など
FortiGateの主機能について、問題なく利用可能となります。
Syslogの転送先ですが異なるネットワーク帯にも転送可能でしょうか?
はい、可能です。
指定のIPアドレス宛に転送しますので、問題ございません。
以下のVPN環境でも問題ございません。
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本社LAN
SYSLOGサーバ
│
FortiGate-A
│↑
│インターネット接続
│FortiGate同士によるIPSecVPN
│↓
FortiGate-B
│
支社LAN
LTE対応モデルはございますか?
LTE対応のモデルは、FortiGate 40F-3G4Gとなります。
https://www.fortinet.com/content/dam/fortinet/assets/data-sheets/ja_jp/FG-40F-3G4G_DS.pdf
SIMは、docomo,au,SoftBankに対応しております。
※FortiGate-40Fとは別モデルとなります。ご購入検討の場合は、ご相談ください。
※2021年1月現在
SD-WAN機能はございますか?
はい、対応しております。
アクティブアクティブで複数の回線を利用し、
負荷分散と、冗長性を兼ねた機能です。
マルチホーミング機能はございますか?
はい、対応しております。
マルチホーミングとしては、特定の宛先に対し死活監視を行い、
応答がなくなるなど、回線がダウンした段階で、別回線で通信を再開する機能です。
※アクティブスタンバイの様な動作
トランスペアレントモード(透過モード)でVPNは利用できますか?
トランスペアレントモード(透過モード)は、SSL-VPNはできません。
IPSec-VPNは利用可能ですが、GUIの画面では設定が出来ません。
ポリシーベースでの設定が必要になります。
https://help.fortinet.com/fos60hlp/60/Content/FortiOS/fortigate-transparent/1-Intro&Features/3-NAT-vs-Transparent.htm
FortiGateでウィルスメールの隔離は出来ますか?
いいえ、出来ません。
ウィルスメールの隔離を行うには、FortiMAILが必要です。
サンドボックスとはどのような機能でしょうか?
日々生まれる新しいウィルスに対応するため、通常では検知出来ない未知のウィルスを検知する機能です。
メールに添付されたファイルやWebをFortiGateで検査し、疑わしいファイルをFortiSandboxにおくり
仮想環境で実行し、その挙動を監視し未知のウィルスと判断した場合にブロックします。
Bフレッツで、固定IP 8個を使用し、外部にサーバーを公開することは可能ですか?
はい、可能です。
通常、プロバイダから割り当てられる最初のIPアドレスを
FortigateのWANインターフェースに設定しておいて
残りのグローバルアドレスをVIPと呼ばれるスタティックNAT機能を利用して
公開されるサーバと1対1で公開するケースが多いです。
P2Pの内部から外部へのアクセス制限は可能でしょうか
はい、可能です。
Winny(ウィニー)などのP2Pトラフィックの遮断が可能です。
暗号化されたメールでの判定は可能か?
不可となります。非暗号メールプロトコルのみに対応しています。
(POP3/IMPA4/SMTP)
メールの題名や本文(または、文字列の組み合わせ)でスパムの判定が可能か?
可能です。予め「禁止ワード」を作成しておけば、そのキーワードにマッチした
文言が含まれている場合は、スパムメールとして判断します。
【キーワード適用方法】
入力方法としては、「ワイルドカード」と「正規表現」による判定が可能です。
言語は、英語や日本語、中国語などに対応します。
場所は、件名、本文、その両方で検索出来ます。
Active Directoryから、認証する事は可能でしょうか?
ActiveDirectoryと連携する場合は、別途AD側にモジュールをインストールしていただくことで、対応可能となります。
※詳しくは、サポートへご確認お願いします。
ユーザ認証は可能でしょうか?
アイデンティティファイアウォール機能を利用して、ファイアウォールのポリシーを条件に、ユーザ認証(Webベース認証)をすることができます。
このときに認証可能なユーザDBとして、ローカルやRadiusサーバーといった製品と連携することができます。
※詳しくは、サポートへご確認お願いします。
VDOMで仮想ルータを複数作成し、PPPoEで複数セッションで接続することは可能でしょうか?
はい、可能です。
ウェブフィルタのログの吐き出しは可能か?
はい、可能です。
GUIは日本語ですか?
はい、日本語対応です。
ファイアウォールは「ステートフルインスペクション」ですか?
はい、「ステートフルインスペクション」です。
VPNを利用する場合は、UTMライセンス(アンチウィルス・不正侵入検知防御、ウェブフィルタリング、アンチスパム)は必要ですか?
いいえ、UTMライセンス(アンチウィルス・不正侵入検知防御、ウェブフィルタリング、アンチスパム)は、必要ございません。
FortiGate本体の基本機能としてご利用可能です。
DLP(情報漏洩対策)はUTMライセンス(アンチウィルス・不正侵入検知防御、ウェブフィルタリング、アンチスパム)は必要ですか
DLP機能は、OS標準機能です。
UTMライセンス(アンチウィルス・不正侵入検知防御、ウェブフィルタリング、アンチスパム)は必要御座いません。
IPv6に対応していますか?
FortiOSはIPv6対応しております。
ランサムウェアについて
ランサムウェア対策のFortiGateの動作は次の通りです。
1.ランサムウェアのモジュールを、メールもしくはWEBサイトからダウンロードの際に、FortiGateが検知してブロックします。
2.FortiGateをすり抜けて感染した場合は、感染後のC&C通信を検知して止めます。
通信を止めた場合は、ランサムウェアとして起動ができません。
※注意
インストールされてしまったモジュールを削除する機能はFortigateにはございません。
その場合は、クライアント側の対策ソフトか、PCのクリーンインストール、OSの再インストールが必要になります。
■ランサムウェア対策については、以下もご覧ください。
・ランサムウェアから身を守るための10の措置
リンクアグリゲーション(IEEE802.3ad)は可能でしょうか?
はい、可能です。
FortiGate-100シリーズ以上の機種で可能です。
インターネット回線の冗長化は可能でしょうか?
はい、可能です。
PPPoE/DHCPのご利用時にサポートしています。
PPPoEで接続は、可能ですか?
はい、可能です。
PPPoE、DHCP、マニュアルモードがサポートされています。
シグニチャーのアップデートは自動更新可能でしょうか?
はい、自動で更新可能です。